新しい地域経済を創造する 共益投資基金JAPAN

基金JAPAN facebookページ 東北共益投資基金 facebookページ
ホーム レポート 東北共益投資基金 及川電機プロジェクト 新工場完成で復興に新しい一歩を-及川電機株式会社

レポート

及川電機プロジェクト

新工場完成で復興に新しい一歩を-及川電機株式会社

2015年09月10日

船舶電気機器の修理保全や取り付けを手がけ石巻の水産業を支える及川電機株式会社より最新のレポートが届きました!

 

2015年6月、佐藤造船所様との合同会社「佐藤造船所・及川電機合同会社」の門脇工場として、電装整備工場が完成いたしました。

この工場は、2012年6月のレポートでもご紹介いただきました弊社の新工場建設予定地だった土地に、合同会社として国土交通省からの補助金(詳細については佐藤造船・及川電機合同会社助成金_20140210.pdfから)を受けて建設されたもので、佐藤造船所様の土地に建設中の渡波工場と一組の工場になる予定です。

 

補助金制度の紹介をいただいてから、工場の完成まで多くの皆様にご支援をいただきながら、ようやくここまで辿り着けました。これまで弊社をご支援下さいました皆様に改めて御礼申し上げます。

新工場外観.jpg    新工場内部.jpg

   (新工場 外観と内部の様子)

今後は、及川電機株式会社もこの工場を拠点として営業して参ります。

8月現在、事務所機能は新工場に併設された事務所への移転を完了しておりますが、工場機能は工場完成が漁船の工事や取引先の休転工事と重なってしまったため、徐々に仮工場から機能を移転している状況です。

さて、2015年5月期の決算が出たところでの営業状況ですが、当初見込んでおりました漁船集魚灯のLED 化工事が思ったように受注できなかったことと、地元造船所の船舶修繕部門の復調が遅れていることなどのマイナス要因がある一方、震災後に受注するようになりました採石場のメンテナンスや作業船の電装整備、製紙工場の日常点検業務などが堅調であり、計画より下方修正とはなるものの、震災前の売上に近い数字を確保することができました。


しかし、工場建設に関連して細々とした出費が続いたことや、震災後続いている仮施設での業務による効率の悪さなどの影響もあり費用の部分が大きくなっており、改善が喫緊の課題となっております。

 

仮工場での作業風景.jpg

  (仮工場での作業風景)

また、復興需要が一段落したとはいえ、雇用情勢が厳しい状況は変わらず続いており、震災後に入社した若手社員が定着しないことなどの課題も残っており、技術継承や世代交代を考えていく上でも早急に解決しなくてはならないと考えております。

これらの問題についても、新しい工場が効率的に稼働してくれるようになることで、解決への大きな足掛かりとなってくれることを期待しております。

 

多くの方々に支えられたできた新工場を活かし、皆様のご厚意にお応えできるよう、そして地元石巻から東北の復興に貢献できるよう頑張って参ります。

 

ページトップへ