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共益投資案件

第三号案件 及川電機

2012年08月07日

水産業を支える船舶機器事業の機能回復を図るとともに、二重ローンを抱える事業者のさきがけ再起を支援します。

プレスリリース
2012年3月14日プレスリリース(PDFファイル)


復興の足跡(現地レポート)
2012/06/28  地域の事業者のつながりを、新たな展開への力に-石巻地区造船及び造船関連業協議会の活動
2012/05/24  従業員とともに、地域新生へ-及川電機・及川雅貴専務取締役
2012/03/26  地域新生の"エンジン"として-石巻の水産業を支える船舶機器業者のさきがけ再起


会社概要
及川電機は、昭和23年、及川電業所として創業、同27年、株式会社に改組しました。船舶電気機器や艤装(ぎそう:船舶運航に必要な機器類の取り付け)事業を手掛け、現在の及川幸八社長は2 代目になります。宮城・石巻、東松島、塩釜、仙台、福島・相馬の造船・造船関連業の復興を推し進めることを目的に設立された、石巻地区造船及び造船関連業協議会(32社がメンバー)では、及川社長が会長を務めています。


支援ニーズ(被害状況)
今回の震災により、工場や設備は全壊し、また、トラック等の車両も大きな被害を受け、会社の資産は毀損しました。別所の倉庫は、津波で浸水し被害を受けましたが、建屋はかろうじて残りました。石巻地域の船舶電気機器・艤装事業者の多くが甚大な被害を受けた中、倉庫を補修し、仮の工場として震災後数ヶ月を待たずして業務を再開しました。流出した機械工具類等を収拾し、工夫しながら自力で機械等を製作し、浸水した船舶等のモーターの塩抜き洗浄や、動力・電気機器の修繕・整備等の復興需要に対応しています。


経営課題
震災被害を勘案すれば債務超過の状況で、既存の借入金の存在が大きく、現状では、新たな融資の拡大は難しい状況です。復興需要を引き受けるにあたり、資金面での課題に直面しています。


支援概況
水産業のサプライチェーンの屋台骨である船舶メンテナンス機能に着目し、直接支援するだけではなく、地域の造船・造船関連事業体などとも連携し、中小企業による新たな造船関連事業モデルを創生できるよう、取り組んでいきます。また、東北地域に多く存在する、二重ローン問題を解決するさきがけの事例にすべく、関係機関と協議を進めていく計画です。


成果イメージ
水産業を支える船舶機器事業の復興による地域経済・雇用の回復、中小企業による新たな造船関連事業モデルの創生


投資先コメント
震災特需により社員の手に余る程の受注があり一見安定しているように錯覚しがちですが、特需は一時しのぎでしか無く、地域産業のコアとなるべき企業の正常化なくしては地域復興もおぼつかないし、私達の未来も見えてきません。しかし、その正常化が早く進むためにも、私達は自分達の技術を精一杯活かさなければならないと頑張っております。各種の助成により被災企業の設備も整いつつあります。回復して来た力の結集を図り、その相互作用を大きな推進力として復興をめざします。
(及川幸八社長)

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